2009年7月11日土曜日

VIVACE 7th Anniversary

VIVACE 7th Anniversaryが昨日から
スタート!

去年の6周年イベントにも出展させてもらって、
あ、後、ストナプライブもやったな…
審査員として参加させてもらってます。

審査員と言っても、
審査する訳ではなく、
各作家がコラボしたい写真作品を選ぶ、
そんな感じのユニークな企画。
VIVACEのスタッフ含む作家さんたちが、
各々のフォトフレームを作り、
そこに応募作品から選ばれた写真をはめて、
その受賞者に、受賞の記念にプレゼントする。
そんな創造性溢れる企画。
これって、とてもいいアイディアですよね。
ホント創造が連鎖しますよ。

という事で、僕は
音楽でフォトフレームを作る事にしました。
今すぐ完全自前で出来る事が
それぐらいしかないので。
でも???でしょ。
人を困惑させるのが好きなんです…
つまりどういう事かというと、
写真作品をイメージした音楽を作り
その写真をCDのジャケットにデザインして
フォトフレームとする訳です。

先日選考会があって、久々にVIVACEに行きました。
みんなの作品は、流石!と言ったものばかり。
もちろん応募されて来た写真作品も、
いい感じで、刺激になりました。
僕も来年は応募したいと思いましたよ。

それにしても、あっと言う間に
一年経ったんだなぁ。
なんか濃密なんで、2年ぐらい前の事かと
逆に思ったけど
旧ブログの使用制限にキレて
途中で止まったまま…
これを機に再開したいと思います。

今日はバカオトナイトもあります。
ストナプやチャブロックの
数少なき同種、ポニテも出るし、
(引っ越しのさなか)遊びに行きますよ。


<選考会にて>

ついに

僕の車が納車された
ペンギン村の住人よろしく
三輪車!

長距離はちょっと大変だけど
愉快

また今度詳しく紹介します

2009年7月5日日曜日

ホテル カフー

冨着に新しくオープンする
ホテルカフーに試泊して来た。
レストランのレリーフのデザインをさせてもらい、
その関係で、招待されました。

いい感じです。

2009年7月4日土曜日

仕事の環境

近頃はめまぐるしく仕事も生活も環境が

変化してきた。

変化させているというのが正しいかな。


人は案外単純で、

環境が変わると、行動も変わってくる。

行動が変わると、結果が変わる。

なにか新しい目的を達成するためには、

まずは環境を変える事から

見直さなければならない事も多々ある。


次なるステージに向けて、

今、めまぐるしく環境を

変化させている。





2009年7月2日木曜日

iPhoneと胃カメラ…

??
iPhoneと胃カメラ…ではなくてぇ
iPhoneトイカメラでーす
(ある意味トイカメラ風のユルイ文字変換)

いくつかのオールドテイストのエフェクトが
ランダムに選ばれて処理される。
正にトイカメラの
“どんな風に仕上がるか分からん”ワクワクがある。

ブログアップも楽しくなるね。
(そしてアップ頻度も上げようね…)


<ジョイフルにて。仕事の合間の息抜きにiPhoneいじります。こりゃ〜下手すると仕事にならん…>


↓おすすめです。

ToyCamera


只今、ジョイフルで打ち合せしてます。
iPhoneのトイカメラで撮った写真を、アップ。
ちゃんとアップ出来てるかな?
最近ずいぶんブログもご無沙汰だ。
じゃんじゃんアップしなきゃな〜

2009年6月10日水曜日

古い家屋を活かして

キャピタルやソウソウに行く
京都と言うバックボーンに
上手くブランドが乗っかる
香の匂いの演出
雨の情緒に相まって
心地よい

さて、我々沖縄はどう在るべきか…

我々にしかない
そのまんまを
やり抜くしかない
うん、やっぱりそうだ

でも、疑いたい
その"沖縄"は
本当に本当なのか

未だ見ぬ
"らしさ"を求めて

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京都です

雨に濡れても
いいかんじ
京野菜

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岐阜

繊維の町
あと、円空誕生の地

2009年6月9日火曜日

岐阜へ

空港は香水の匂い
まだ居るね
マスクの人

ところで、アイフォンは
形はそのままだったね
ちょっと残念
でも機能はイケてるね

んじゃ行って来ます

2009年6月7日日曜日

そろそろ買い時、iPhone

最近、僕の携帯にガタが来た。
ソニエリの防水のやつなんだけど、
バッテリーのフタが壊れて、
カパカパになっている。
仰々しいネジ式の密閉機構が、
滑稽にみえる。
今この携帯に少しでも水がかかったら、
即死。

これもいわゆるソニータイマーか。


ところで、いよいよ携帯の変え時
&、iPhoneの買い時ですね。
こないだのドットフェスでは、
やはり皆さんiPhone率高かった。
「電話としては最低」との酷評の声も聞きました。
確かに、電波繋がらなすぎ。
仕事用としては、不便な人もいるだろうね。

Apple製品は買い時を誤ると、
すごい残念な事になるので、
iPhone情報には重々注意してきました。
今回のiPhoneはハードソフト共に
申し分ない感じです。
予想だけどね。

まあ、そうでなくとも
いい加減、携帯変えます。

あとはソフトバンクの受信領域拡大に
エールを送るのみ。
唯我独尊的な某キャリアとはおさらばです。

それとジョブズ氏は元気に
(病気だけど)返り咲くのか。
日本時間9日深夜2:00スタートWWDC
楽しみで っす!


新iPhoneの噂
新モデルのストレージは32Gバイトと16Gバイト。価格は299ドルと199ドルで変わらず。320万画素カメラを搭載し、動画の撮影・編集機能を備える。そのほかFMラジオ、コンパス機能も付いている。バッテリー駆動時間は1.5倍に、RAMとCPU処理能力は2倍になる。本体の縁の金属バンドをやめ、背面にはゴムを使用して握りやすくし、また背面のAppleロゴが光るという…


<誰が頑張って作ったダミーか知らんけど、こんなんだったらいいな〜。コンパス機能はいいね。お財布機能はまだまだか。>

2009年5月30日土曜日

フェススタート

会場の音声が不調で
スタッフの皆さん
調整に追われる

僕はぶっつけ本番
ま、そのほうがいいか


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クリエイティブ大喜利ギリギリ

※好評にてチケットも完売だそうです。
気付いた頃には売り切れ間近でした…
紹介遅くなってホントすみません。

こちんだ日和でも紹介しましたが、
ドットフェス沖縄という
楽しいイベントに参加します。

Keynoteを使って、
200人を相手にプレゼンするんですが、
昨日から追い込みかけて、
仕上がりも70%のまま、
顔合わせのキックオフ会へ参加。
楽しく顔合わせが出来たんだけど、
酒が変な風にきまってしまい、
頭痛が…

大喜利というだけあって、
オチ的なものを要求されている。
お〜こわっ…
ま、こういう局面には割と
ストナプで鍛えられている気もするので、
プレッシャーは気にしないどこっと。

僕は『沖縄系のTシャツを考えて下さい』
という自作自演のテーマをもとに
大喜利マス。(ここだけの話)

そこで過去僕がデザインした
懐かしの『マイウェイ』っていう
58号線の標識をもじった
Tシャツを紹介します。

さて、どうなることやら。
よろしく〜




dotfes 2009 Okinawa





21:00-24:00 dotFes アフターパーティ with Departure Lounge

Non Border House Music を主体としたイベント Departure Lounge。 この日の夜は、dotFesのアフターパーティとしてFlashを使ったVJに揺さぶられる夜をお届けします。 in クラブ ピンクサロン

※別途チャージ料(ドリンク、食事付)がかかります。 ※18歳未満の方のご入場はご遠慮ください。


2009年5月23日土曜日

パニーニ

ガレットはダメでしたが
パニーニ屋さんを発見
780でサラダ、スープ、ドリンク付き

いい感じだけど
オペレーションに問題あり


初のご飯blog携帯から投稿

ガレットにたどり着けず

目的の店が今日に限って
貸し切り…

なかなかたどり着けん


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2009年5月22日金曜日

林檎のお店

知恵の実をかじったのは
誰だ?

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アップルストア

ハイテクとの
壮絶なコントラストを見せる
アプリのディスプレイ

おじさんの手元には
壊れかけのAMレディオが…


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こんなところに

徹底的な広告大会


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まぁそう言わずに

挑戦的なサイン広告を後に
オシャレなカフェへ向かった


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北極星

素敵な
オムライス屋さん
和とイージーリスニング


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生地屋さん

かつて賑わってたであろう
センタービル

国際ショッピングセンターを
思い出す

まるで映画のセットの様に
古びたたたずまい

そして安い


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懐かしの

エリさん学生の頃
通ってました


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法善寺2

うーとうとう

法善寺

繁華街を
仄かに照らす

2009年5月21日木曜日

すごいケチャップ

IKEAのパーラー

まるでホルスタインな
ケチャップ&マスタード
ホットドッグを食べるにも
合理的


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行けイケア

岡山を後に大阪入り
一路IKEAへ

難波の駅から無料シャトルバスが
30分おきに出ている
すごい…

もはやIKEAという街


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縁起がいい虫

僕らが訪ねたデニム屋さんは
てんとう虫をシンボルマークにした
ブランドを展開されてた

無農薬で綿を育てるには
油虫を食べてくれる
てんとう虫が必要とのこと
そのてんとう虫達に
出迎えてもらっての神戸入り
なんだか縁起がいいね!


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おはよう岡山

自転車にヘルメットの
中学生が
元気良く登校する朝

行ってきまーす


携帯から投稿

2009年5月20日水曜日

笠岡到着

カブトガニの町
食うの?

てんとう虫が

神戸に無事到着
てんとう虫発見
なんかラッキーと思いつつ
ホームで電車待ち
すると、辺り一面
てんとう虫だらけ!
かわいく感じたてんとう虫が
一気に
気持悪くなる…


携帯から投稿

出張、ちょっと息苦しい

岡山へ出張
このご時世、到着先は
神戸…

昨晩はマスクを買おうと
ドラッグストアをはしご
沖縄ならまだ売ってると
たかをくくってたら
どこも売り切れ…

意外にコンビニにはまだ
在庫あり

はぁ 参った

んじゃ行ってきます

携帯から

2009年5月6日水曜日

えびす通り

このカオス
ぐっときます。
建物の間から
古びた風が
そよぐ

2009年5月4日月曜日

仕事場

<風呂場から>

「今日は休み?」とか
「今日は仕事?」とか聞かれると
どちらに対しても
「はい」と答えるようにしている。
そのどちらでもあるから。

休みの日というのはない。
というか、ないワケではないけど、
もっと断片的なんだな。
休みっぽい日でも、
仕事の瞬間が必ずある。

このことはどうやら、
“お勤め”の人達には
理解しがたいことらしい。

というワケだから、仕事場も
どこと決まっているワケではない。
作業場はもちろんPCがあるデスクだが、
仕事場はあちこちにある。

先輩がこう言っていた。
「アイディアが浮かぶのは、
3つのシチュエーションで
馬車(車)の上、厠の上、床の上…」
なるほど確かに。

どうやら、このことは脳の働きに
関係があって、科学的な根拠があるらしい。

僕の場合、お風呂場はいい感じに
考えがまとまる。
プライベートな空間と時間だな。
最近では携帯電話を持ち込んで(防水)
思いついた事をメモする。
メロディーも浮かぶ。それもメモする。
今日もまた1つ企画が前に進んだ。
お風呂場で。

だからけっこう長風呂。
そして携帯電話は防水に限る。
iPhoneも防水になって欲しいな、
っていうかノートPCも
普通に生活防水になって欲しい。

それから、もう1つ。
本屋さんはアイディアの宝庫。
情報の羅列が偶然の発想を生む。
そのチャンスが沢山ある。
デパート、スーパー、町中も
それに似ている。
本屋でも携帯メモを取る、
スケッチもしたいところだが、
メモ帳(紙とペン)は持たない。
描くだけ描いて、結局編集が不便だから。
アイディアの断片を編集出来るかが重要。
本屋でおおっぴらにメモやスケッチは
出来ないけど、
iPhoneでは実現可能かもだな。

本屋って経営成り立つのかな、
なんてね。
ちゃんと買うもの買ってますよ。
でも欲しいものはアマゾンで
まとめ買いするな、最近は。
本屋で探すのは
もうめんどくさい。
本屋は偶然性がいいところだね…
ってことは、やっぱし
経営のありかたも変わって行くのかな。

全てのテキスト・ドキュメントを
1つに集約させないと
意味が無い事に、最近気付き、
PCがそのセンターツールになっている。

モザイク化する僕達の
仕事の時間と空間
しかし、情報の統合は
ますます速く、そして
アグレッシブになって行く。

国民の三大義務の1つ“勤労”
義務的に勤めるより
生きる活力としての仕事をしよう。
お風呂場も本屋も
リラックス出来る
とてもいい仕事場です。


<いつもの仕事場>



2009年4月11日土曜日

ライブやりますよ〜


友人とチャブロックマックという
謎めいたユニットを組んでます。
FMよみたんでラジオ番組をもったり、
スタジオに入っていつやるかも分からない
ライブに向けて練習の練習をしていたり、
おじさんに見える少年の集いです。

今日はそのライブの日です
ストリーム放送お楽しみ下さい!

読谷が産んでしまった奇才
84とナオキ屋が作ったお勧め動画

なんと、
84の映像作品がデジスタにエントリーされました。
箭内道彦さんのロックな映像セレクションです。

4月24日 0:00〜
NHK/BS にて

そちらもお見逃し無く〜
ローファイ、ローカルパワーが炸裂しています。


↓もハイファイでローファイをお届けします

沖縄琉球学園・学園見学会
◆4月11日(土)
◆午後7時~
◆@浦添GROOVE
◆500円(ドリンク別)&ストリーム無料視聴!
出演
チャブロックマック
ベジタブル100%
ポニーテールリボン(S)
三日月リボン
ウエチマサシ(クイズ回答者・参戦決定)
タカマサの弟(クイズ回答者・参戦決定)

2009年3月30日月曜日

ホントに木なんだ

僕は手汗かきで、
触れるものをべとべとにしてしう。
ギターなどの弦は、
あっという間に錆びる。
本当にものの1時間も触れば
変色するんだからね。

僕のMacBookは黒いやつだけど、
このつや消し塗装が、
僕の手かせや手油を
いい感じに吸い取って、
指紋でまだら模様になる。
う〜む
と、何とかならんもんかな〜
って思っていたところ、
ある雑誌でいい感じの
保護シートを発見。
カスタムデコレーションは
あまり好きでないのだが、
これはいいと思った。

iamhumanというブランドの
ラップトップカバーなんだけど、
木目のシンプルなデザインで、
ウチの家具にもなじみそう。
MacBookのAppleマークに
合わせて穴もあいているんで、
一瞬そんなバージョンのMac?
って思うぐらいのフィット感。

色々とネットで探したけど、どうやら
日本では売ってないようなので、
はじめて海外から買いました。
だいたい3週間ぐらいで
無事に届きました。
(ただ、そこのシステムが
ちょっとおかしくて、
メールで確認のやり取りがありました。
ウェブの翻訳ツールを使って、
片言のやり取りでしたが全然OK)

んで、届いてびっくり。
本当に木素材だった。
イミテーションとばかり思っていたが、
薄い木い3Mの両面テープが付いている。
ちゃんとした作り。
(キレイにはがれるらしい)
思った以上によく出来ているので
いい買い物でした。

もうこれで、べとべと系の
まだら模様とはおさらば。
手垢も目立ちません。
傷防止というより、手垢防止。
これはお勧め。


英語がよくわからない人はこちら



<こんな感じのパッケージ。これはクルミです。
他もテキスタイルとか、限定エディションもあるみたい。>



<アマダナ?って感じに仕上がります。
ロゴが焼き印されているのがグッと来ます>



2009年3月10日火曜日

EverSaveで安心

PCを使った仕事で、
特に恐ろしい出来事が、
突然のクラッシュ。
「予期せぬ理由でソフトが終了しました」
って!おい!!
つい没頭するあまり、
セーブすることを忘れ、予期せず終了…
PCは便利な分、こういうことも多々。
バーチャルなだけあって、
そこには跡形も残らず。

アドビイラストレーターの操作中は
“コマンド+S”を忘れるべからずって
まず先輩に教わるもんだけど、
なんで自動でセーブしてくれないのかなぁ
って、思っていた。
そしたら、やっと発見しました。
みなさん既にご存知かもしれませんが、
紹介します。

EverSave(Mac)というフリーソフトです。

設定したソフトのドキュメントを
自動でセーブしてくれます。
設定も色々あり、重宝しそうです。

日本語のマニュアルがないようで、
ウェブ上にみあたりません。
英語がよくわからんのですが、
以下の様に設定したら、
イラストレーターを自動でセーブしてくれています。
安心安心。
かなり重宝しています。

是非お試しあれ。


EverSaveダウンロードページ





ここに指定したいアプリをドロップします。



15分おきにセーブしてもらってます。



2009年3月9日月曜日

兄妹ブログが出来ました

よくよく考えてみると、
PCからウェブ閲覧している人より
ケイタイから見ているふとの方が
多いのでは…
このブログはそうでもないだろうけど、
今やブラウザはケイタイ中心なのだろうね。

ということで、ケイタイからも
アップ出来て閲覧出来る
『こちんだ日和』を作ってみたよ。
こちらのロング文の意味深系内容に対し
クイックアップの衝動系内容で
やっていく予定。
主にエリさんがライブ感たっぷり&
ショコタンばりにアップするはず…よ。
乞うご期待!

今にPCもモバイルも垣根がなくなるはずね。
早いとこ、どこに居ても
無料でネットにつながる、そんな
住み良い社会にならないもんかね。
おそらく爆発的に景気も刺激されるはずよ。
あらゆる新しいサービスが生まれると思う。

電気屋でiPhoneをいじってて
「こちんだ」検索したら、このブログも
キレイに見れた。
iPhoneに乗り換えたいけど、
まだまだ買い時じゃないね。
Mac系の製品は買い時を間違えると
エラい目にあう。
ま、Macに限らず電化製品全般か、
日進月歩だからね。
ジョブズは大病のふりして
隠れているだけで、
今年の夏あたりになんかやってくれそうな…
次に出るiPhoneの完成度を期待しつつ、
ジョブズの健康と世界経済の健康も祈る。

って、何より自分の健康を祈って
早いとこ寝よう…zzzz

2009年3月8日日曜日

空間を作るということ

仕事が忙しくなると
とたんに余裕がなくなる。
ブログもままならず、
引きこもりがちで、かつ逃避的。
いかんいかん…
その峠を越え、少し落ち着いたので、
いつもの様に、ついつい長くなる
ブログを書く。

2月に山梨の出張レポートの続き…

東京のギフトショーの後は、山梨へ
親父の友人で空間デザイナーの
内装の視察が目的でした。
漆喰を用いた曲線的なデザイン…とは聞いていたが、
とにかく実際に彼に会って、仕事を見てこいと、
現在進めている仕事の兼ね合いで、
訪ねことになったわけです。

やはり、直に人に会い、その仕事に触れると、
ビンビンにエネルギーが伝わって来て、
ムクムクとイメージが沸いてくる。
高良さんはダンディーなウチナーンチュで、
豪快な仕事ぶりの逸話とは裏腹に、
きめ細かい感性が宿る、そんな
素敵な空間を生み出している。

高良さん曰く…
「建築・内装というより、空間を作っている。
そこに住まう人が映える空間でありたい、
やっぱり人が主人公だよ。」
なるほど、衣服だって器だってそうだ、
我々が使ってはじめて、価値をなす。
それらの“殻”は相対的に
“中身”を作り出す。
その“中身”そのものは、人だったり
装いだったり、時間だったりと
直接、手でこねて作れる物ではない、
だから“殻”の部分を作ることで、
“中身”へ影響するきっかけが出来るわけだ。
これってモノづくりの本質かもしれない。
そんな発見もいただきました。

その何かを通して本質に触れようとする感覚って
とても魅かれるんだな〜。
例えば、ヤキモノ。
轆轤を回す。動いているのは轆轤で、
手は止まっている。
出来た器の線というのは、実は
土の動きがちょうどバランス良く止まった
“相殺の軌跡”なんだ。
ネガな感じで面白いよね。
親父ボクネンの版画もそうだな。
彫ったところは見えない。
彫らなかったところが線で、
僕らはその残された跡を見ている。
実は刀で“描いたところは見えない”
そして更に“反転”するから、
正にネガ系。

何かを通すってことは、言い換えれば、
陰と陽の相関関係を行ったり来たりすることで、
そこに無意識の創造性が生まれるってことかな。
陰と陽との間に“something great:偉大なる何者か”
でも潜んでいるんでしょうかね。

なんだか、そんな風に勝手に
ネガ系というくくりで親近感をおぼえつつ、
漆喰の円やかさに包まれ、
様々な妄想にも包まれる…つまり
イメージが沸く。
それに、ウチナー漆喰について
色々と教えてもらい、発見もたくさんあった。
高良さんによれば…
〈 漆喰 〉は調湿・空調効果(約4%~5%)に優れていて、有害物質を吸着し分解します。(PH14という強アルカリ性)によって殺菌力にも優れています。そのため室内の空気の浄化をします。現在世界で問題になっている鳥インフルエンザウイルスに対する予防として大学の研究所において実験が行われ、〈 漆喰 〉の壁にウイルスの浮遊する液を落とし、室温での感染力を測定、その結果、感染性ウイルスの量が30分後には1/250以下に低下したという報告があります。
これは驚きの天然高機能素材ですね。
実際古代エジプト時代から使われ
多くの史実が実証しています。
我々も現代生活の中に上手く取り入れたいものです。
因に…
珪藻土なども同じ天然素材として人気ですが、有害物質を吸着はするものの、分解はされず、逆にまた土の粒子とともに空気中に舞う形になってしまうそうです。

特にウチナー漆喰はノリなどが混ざっていないので
(藁の発酵によって粘りや可塑性を出している)
その有害物質の分解効果も高いそうです。
そして紫外線にさらされることで、
クリーム色の漆喰が白くなるんだって。
日にさらされより純白になるとは。
面白いね〜。



創作ウチナー料理も美味しかった!
とても人気な様で週末の夜はにぎわっていました。
なんとスタッフによるウチナーミュージックの
ライブもあります!


とても落ち着く店内です。
冬の日差しもより暖かく感じさせるような、
漆喰の美味しそうな色。
アイアンのシャンデリアも高良さん達の手作り
息子さんと一緒に取り組んでいる。
親子で仕事出来るっていいよね。





カフェティーダのテラスにて。
高良さんとコアのスタッフ。
手前のカラフルな人は、
冬のグレートーンの東京で目立っていました。



気迫迫る造形。
施工を断られたら、しめしめと
自ら作ってしまったという
初の大規模空間作品。
トラバーチンのテラスは
レフ効果があって不思議な光に包まれる。
風水の話もとっても勉強になったな。
山と海との競演とも呼べる
不思議なエキゾティシズムでした。
でも、やっぱり沖縄の光の中で見て見たいな
この美しい珊瑚材の造形を…









ここは以前アトリエティーダの
ショールームだったところ。
漆喰の部屋の暖かい感覚というのは、
単に色や表面の素材感や、
または先入観から来るものではない。
角が無い部屋では、音がよぶんに
反射しないんだよな。
(漆喰表面の凹凸の調整にもよる)
いい感じにミュートがかかる
ってことに気付いた。
高良さんに尋ねたところ、
やはりそうで、プロの音楽家にも評判らしく、
漆喰ルームの音響性はお墨付き。
小さい部屋こそ効果がありそう。
この事が無意識に作用して、
暖かみを感じさせていると思う。
毛布って音をミュートするでしょ、
それと同じクオリア





さて、我々はどんな仕事を進めているのか
気になるところですね〜。
時期が来ればきちんと紹介したいと思います。

それにしても、
漆喰1つとっても語り尽くせないほどの
魅力があります。

先人の知恵、これこそデザインですね。

2009年2月20日金曜日

風の知らせ、冬が終わろうとしている

僕の親父は自称県内有数の
“風観察家”らしい。
なんて話はよくするんだけど、
今、風を扱うモノを作っているから
意識して風を見る様にしている。
風を扱うといっても、
風力発電とかするわけじゃないよ。

沖縄は大雑把に言って
太平洋とユーラシア大陸に挟まれた
小さな島で、
その環境下では、季節によって
様々な表情の“風”が吹くらしい。
日本本土に比べ四季の変化が
少ないと言われるが、
風の表情はドラマティックで
エモーショナルなんだね。

そのことから、
現代の我々は発見しづらくなった
24の季節があると
風ウォッチャーの親父に聞かされる。
沖縄の季節の表情が特に
風に由来するせいで、
目で見えづらくなっているのかなぁ。
ま、自然に対する見聞と
修行がまだまだ足りないってことか…

6月には夏至南風(カーチーペー)が
南西の方向から川の様に吹き込んで、
夏を運んでくる。
ビーチパーティーの炭も勢い良く燃える
あの風。
10月には新北風(ミーニシ)が
逆の北東の方向から
涼しい秋の予感を刺激する。
太陽は夏の名残で鮮明…運動会後の空気と
あの風。
琉球の先人達はこの季節風に乗って
アジアや大和と交易をした。
この無料のエネルギーを使って。

しかし、昨今のエコトレンド、
風力発電もいいかもしれないが、
置き換えることは面倒(コスト)でもあるよね、
そんな、現代の我々に比べたら
その風に乗っちゃえって感覚は
ダイレクトで
カッコイイね。

今進めているプロジェクトで
風に関する過去のデータをリサーチしてて、
風向のグラフを眺めていると、
「あ、こりゃ使わないてはないな」って
すぐにピンときた。
現代は風を移動手段に利用しようって発想は
日常なかなか思いつかないだろうが、
データを眺めていると、
すごいエネルギーだなって目に見える。
だから、なるほどってうなづける。
琉球が貿易のベンチャー企業(国)だったワケが。
でも忘れちゃいけないよ、
その風はこの現代も、変わらずに毎年
吹き付けているんだからね。

そもそも、風はどこで起こったのだろう、
起こったというより、引っ張られたのかも知れない。
だからどこがスタートなのか分からない。
ただ、ここにいる自分や木や山なんかにぶつかって、
はじめて“風に成る”。
ってことは、風と一緒に動けば、風は感じない。
そういった意味で、文化っていうのも
風に似ているんじゃないかな。
メイドイン〜に固執するのは、なんとも悲しい島国コンプレックスとナルシズムだね。風に産地は無い。ぶつかった場所で発見されただけの話だから。
どこかで起こったっていうより、
世界が同時に流動している感じ。

だから、僕達は様々な場所で起こった文化を
受け、そしてまた発信する。
風の様にダイナミックに世界を流動し、
コラボレーションに平気でありたい。
それがこの地の風土であり、本性なんだ。
琉球スピリッツがあるとしたら
この風の様な清々(すがすが)しい野生だろう。



今夜の風は、春の季節変わりの風だろうか
風向きが落ち着かない、
風周(カジマーイ)か…
ころころと気分屋な風は
なんだか胸騒ぎを誘う。

風を感じますか?


2009年2月10日火曜日

東京ギフトショーにて

今日はいい陽気。
リビングでのWi-Fiの受信も良好。
なんだろう、天気がいいと
無線LANの電波も活き活きするのかね。

先週は出張で東京と山梨に行ってきました。
出張先からもブログアップしようかと、
ビジネスマンになった気で、
ノートPCを持ちはりきっていたのですが、
とんでもなくそんな時間はありませんでした。

遅れてからの報告になりますが、
ぼちぼちアップしてきます。

久々の東京は相変わらず
灰色でした。
でもこの灰色に乾いた切れる様な空気が
また懐かしく、
どんな刺激が潜んでいるのだろうと
ワクワクもします。

東京ビックサイトへは羽田からバスで、
途中のバスでは、iTunesストアで買った
オーディオブックを聞読したり、
ポッドキャストを聞いたり。
これやりたかったんだよね〜
東京住んでた頃は、
超ウォークマンっ子だったからね。
あと、よく本も読んだな。
表紙は隠して。
東京は移動時ながら本を読んだり、
メール打ったり、あるいはブログアップしたり
色々と出来るからいいですね。
因に…
僕は今でもよく本を読みますが、
友人知人あまり読書はしないらしい。
おそらくは仕事に追われ、
そのような余裕もないのかも。
と、そんな人へはオーディーオブックが
おすすめ!
老眼でも大丈〜夫!
今度、プレゼントしようと思います。
そんな友人知人に。
こしてこんな上等モバイルもありますよ!
ビッグサイトへ着いて先ず
荷物を預けるのにちょっと手間取る。
コインロッカーはどこもいっぱい。
よく見ると預かり所があったので、
そこに預け一安心。

ギフトショーは相変わらずの
物、もの、モノ…そして
人ひと人…
やっぱしトレンドはエコバックとか
あと、キッズものもいっぱいあった。
それから色々なデザイン傘もあったな。

色々な製品や業者さんいましたが、
新たな取引に可能性があるとは言えず、
結論から言って、
『やっぱり我々は自ら製品を作らなければならん』
って再確認しに行った様なものでした。

今回は新たに進めいるプロジェクトの兼ね合いで
親父の会社プロジェクト・コア(HabuBox)
のスタッフと一緒に行ったんだけど、
これからの新企画に関して、
既に述べた感想とポジションを再確認。
彼等の既にあるブレーンとフルで
アクションを興せば、
まだまだいけるっ。
彼等の製品は
(この怒濤の量産品に比べ)
もっとコンセプトレベルが高いし、
可能性を多く秘めているといってもいい。
僕自身そうやって客観的に見ている
彼等のファンでもある。

もちろん、ギフトショーでは
多くのいい製品があり勉強になりましたが、
今、製品やデザインにおいて
ローカリティーは無視出来ない物になっている。
各地の銘品や日本の伝統の手仕事みたいな、
ある意味でのトレンドを踏襲したブランドが
軒を連ねる中、
我々は我々という座標のモノづくり、
そしてその組み合わせを
突き詰めていかねば、っていうことが
はっきり分かりました。
よそ見しても、なんかピンと来ないんだよね。

そのことは、
地産地消などという偏食的な標語でなく、
ローカルとローカルが
グローバルに結びつく
ダイナミックなものなんです。

Think Globally, Act Locally
(世界規模で考え地域へ働きかける)

このことが分かってくると、
僕達の胸の中の沖縄は
無限に広がって来た!
う〜ん、なんとこのビッグサイトの
小さいことか…
こぼれ話…
久しぶりに藍染めの業者
僕が初めて藍染めの製品をデザインして
制作してもらったのは
『オフィスサリー』さんで
田中さん達との出会いがきっかけでした。
もう何年前のことか…
それもこのギフトショーでした。
何も分からないヒヨッコの僕、必死でした。
お二人も変わらず、藍の仕事をされていて
僕もまだ藍と関わっているんだと
感慨にひたりました。
このご縁に感謝。
つづく

2009年2月5日木曜日

誕生日




2月4日は僕の誕生日でした。
そして今年の誕生日は、
出張先でむかえることに。

以前HabuBoxに勤めていた頃は、
この次期、東京ビックサイトで催される
ギフトショー(卸見本市)への出張は
毎年の様にあり、
それで誕生日とかさなることは
何回かありました。
で、今年ギフトショーに行くことになって、
また久々の出張誕生日でした。

でも、前の日に出張メンバーと
アツいトークで盛り上がってしまい、
飲み過ぎちゃいました…
で、朝はかなりグロッキーで、
皆さんに迷惑かけてしまいました。
ホントすみません…

東京から山梨に移動して、
視察に行った山梨ワイン王国でいただいた
ワインの美味しさと、
ソムリエの方の見事なレクチャーと
心地良い空間とに
完全に二日酔いが吹っ飛んだ。
いいワインは二日酔いに効くようだ。


<どちらかというとワインが苦手なエリさんも、美味しいって。とてもしっかりした味でぶどうの瑞々しさが詰まっていました。いつも飲んでいたワインは何だったんだって思うぐらい。>

極めつけが、空間デザイナーの高良さんから
ケーキのプレゼント。
沖縄ダイニングカフェ『ティーダ』
美味しい食事もいただき、
手作りのケーキまでも。
そして、偶然おなじ誕生日のお客さんがいて、
同じ様にケーキを囲んで祝っていました。
すごい偶然だね。

皆さんありがとうございます。
今年も良いご縁があるように
流れていきたいです。